2022年1月26日(水)~3月27日(日)までサントリー美術館で御大典記念 特別展よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―が開催されます。
正倉院宝物とは、奈良・東大寺の倉であった正倉院正倉に伝えられた、調度品、楽器、染織品など多彩な分野にわたる約9,000件におよぶ品々です。
しかし、1300年近くの長い時を経て正倉院宝物は、きわめて脆弱であるため、ほとんど公開されてきませんでした。
正倉院宝物の模造製作は、修理と一体の事業として取り組まれて以来、その時代の最新の科学技術を駆使し、人間国宝ら伝統技術保持者の熟練の技と最新の調査・研究成果との融合により、天平の技を忠実に再現した優れた作品が数多く生み出されてきました。
本展は、これまでに製作された数百点におよぶ再現模造作品の中から、選りすぐりの逸品を一堂に集めて公開され、天平の時代にタイムスリップして、当時の宝物の色と輝きとその姿を感じ取れる展覧会といえます。
そんなサントリー美術館で開催される「よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―」でおすすめしたいのは以下の通りです。
・10時〜11時は「GALLERIA (ガレリア)」の1F入口からご入館ください。
・土日祝は16時以降に行くのがおすすめ!
・滞在時間は3時間~4時間!
・金曜日、土曜日および2月10日(木)、3月20日(日)、3月21日(月・祝)は20時まで開館
・あらかじめチケット
・会期末や最終日は避けるのがおすすめ!
・12月28日(火)~1月1日(土・祝)は休館となります。
「よみがえる正倉院宝物」の混雑状況や待ち時間は?
およそ1300年の時を経て、正倉院宝物の製作当初の鮮やかな姿が、現代の名工たちの技によって蘇り、特殊な技法や素材に焦点を当てた伝統技術をご覧いただける今回の展覧会。
混雑した会場ですと、せっかくの作品をゆっくり観ることなんてできないですよね。
正倉院宝物を代表する螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんのごげんびわ)など、細かい模様まで忠実に再現されているのが見所の一つなので、行くなら一つ一つの作品をゆっくり鑑賞したいところです。
そこで、会場であるサントリー美術館の過去の混雑の傾向を平日と休日や祝日でまとめてみました。
平日の混雑状況は?
時間帯 | 待ち時間 | 館内の混雑 |
---|---|---|
10時〜12時 | ・待ち時間の情報は見当たらない | ・比較的空いている時間帯 |
12時〜15時 | ・入場券待ちの列ができる可能性あり | ・人は多いが密になるほどではない |
15時〜18時 | ・待ち時間の情報は見当たらない | ・徐々に混雑は緩和され人が減る |

過去のサントリー美術館の平日の混雑の傾向を調べてみると、大きな混雑や待ち時間の情報はあまりありませんでしたが、人気の展覧会だと昼間過ぎから人が多くなり、結構な人出で混雑が予想されます。
なのでサントリー美術館に行かれるなら、混みやすい12~15時を避けて午前中か夕方に行くのをおすすめします!
また、平日の月曜日は、かなりの博物館・美術館が休館日に設定されていますが、サントリー美術館は月曜日でも開館しています!
休みだと思っている方も多いようですので、実際月曜日は人が少なく、狙い目です!
さらに金曜日は20時まで開館しているので、お仕事帰りにいかがでしょうか。
サントリー美術館は大規模複合施設、東京ミッドタウン内にあり、美術館は10:00に開館しますが、各店舗が11:00にオープンすることから、10時〜11時の間にご利用いただける入口が限られます。
10時〜11時は、「GALLERIA (ガレリア)」の1F入口からご入館ください。
詳しくはコチラ
休日/祝日の混雑状況は?
時間帯 | 待ち時間 | 館内の混雑 |
---|---|---|
10時〜11時 | ・開館前で既に30~40人待ちの情報あり | ・開場直後は人が少ないが徐々に人が増える |
11時〜13時 | ・入場待ちの列ができる可能性あり | ・徐々に人は多くなり混雑し始める |
13時〜16時 | ・館内の状況によっては待ち時間の可能性あり | ・最も混雑が予想される |
16時〜18時 | ・待ち時間の情報は見当たらない | ・閉館時間にかけて人が減る |

過去のサントリー美術館の休日の混雑の傾向ですが、人気の展覧会では開館直後の10時に入場待ちの列ができていたことがあるようです。
昼前から混み始めますが、館内は密になるほどの大きな混雑はなく、ゆっくり鑑賞できたという意見が多かったので、そこまで混雑を心配する必要はないかもしれません。
よみがえる正倉院宝物に休日に行くなら、一番混雑が予想される13時~16時を避けた時間帯が良さそうです。
また、土曜日は20時まで開館なので、おすすめです!
最後に、展覧会は最終日や会期末に混雑する傾向があるので、なるべく早い機会に行くことをおすすめします。
「よみがえる正倉院宝物」の空いている時間帯や曜日は?
サントリー美術館で開催される「よみがえる正倉院宝物」の混雑を避けるおすすめや空いてる時間帯や曜日は以下の通りです。
曜日・その他 | 空いている時間帯や注意点 |
---|---|
平日 | ・10時から12時に行くのがおすすめ! ・15時以降に行くのがおすすめ! ・比較的空いている月曜日に行くのがおすすめ! ・金曜日は20時まで開館! |
土日祝 |
・16時以降に行くのがおすすめ! ・土曜日は20時まで開館! |
その他 | ・10時〜11時の入口は別ルートなのでご注意を! ・12月28日(火)~1月1日(土・祝)は休館となります。 ・チケット |
「よみがえる正倉院宝物」の詳細情報は?
サントリー美術館の「よみがえる正倉院宝物」の詳細は以下の通りです。
「よみがえる正倉院宝物」のチケットは?
「よみがえる正倉院宝物」のチケットの詳細は以下の通りです。
当日券 | 前売り券 | |
---|---|---|
一般 | 1,500円 | 1,300円 |
大学・高校生 | 1,000円 | 800円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 |
サントリー美術館受付(火曜日、展示替え期間中を除く)
サントリー美術館公式オンラインチケット
ローソンチケット
セブンチケット:セブンコード090-920(前売・当日券共通)
※前売券の販売は展覧会開幕前日まで
※サントリー美術館受付での販売は開館日のみ
当日券購入で並ぶことも予想されますので、土日祝日は特に前売り券を購入しておくとスムーズに入場できると思いますのでおすすめです。
口コミを見ても、入場まで数十分待ちというケースが見られますので、事前に前売り券を買っておくと安心ですね。
「よみがえる正倉院宝物」のグッズの情報は?
「よみがえる正倉院宝物」のグッズ情報は、既に公式サイトに掲載されていました!
調べてみると以下のようなグッズが販売されるようです。
・A4クリアファイル(全3種)各440円
・A4Wクリアファイル660円
・一筆箋550円
・マグネット(全6種)各550円
・ちいさい蛇腹便箋950円
・五絃琵琶フィギュア1,320円
・螺鈿箱レプリカ缶飴990円
・ガラス製 箸置(全4種)各660円
・エコバッグ&ポーチ2,970円
・模造 正倉院楽器アクセサリーチャーム(全6種)825円
・オリジナル扇子5,000円
・吉野杉箸(箸5膳セット)715円
ここでご紹介した以外にも多数のグッズの販売がある可能性は大です!!
図録は展覧会会期中、会場にてお求めいただけるほか、
通信販売サイト 「朝日新聞SHOP」 でもご購入いただけます。
電話でのご注文はフリーダイヤル 0120-013-193(年末年始をのぞく毎日9:00~19:00)。
グッズの感想は?
よみがえる正倉院宝物〜再現模造にみる天平の技
グッズが噂通りとんでもなく素敵である…(その2)
飴の色まで良き…#螺鈿箱#奈良国立博物館 pic.twitter.com/UsTE97vlhd— 上村恭子@2022年版女帝カレンダー販売中 (@yasjiji) July 5, 2020
こちらは螺鈿箱レプリカ缶飴ですね。
ひとつひとつ異なる螺鈿の細工や美しい内張りまで、こだわって忠実に再現しているそうです!
飴を食べ終わったら、缶は小物入れとしてお使いいただけるので、思い出に取っておけるのも嬉しいですね!!
「よみがえる正倉院宝物」の所要時間は?
会場のサントリー美術館の過去の所要時間は2~3時間ほどと言われています。
1時間では回りきれないですし、2時間でも足りなかったという声がTwitter上では見られました。
個人的な予想ですが、よみがえる正倉院宝物の所要時間は、館内への入館時間や撮影時間、グッズの購入時間など考えると約3時間~4時間ほどになると予想されます。
じっくり見たい方は時間に余裕を持って行くのが良いかもしれません。
「よみがえる正倉院宝物」の撮影は?
撮影については公式サイトでは情報が見当たりませんでした。
ですが、過去に巡回して開催された各地でのよみがえる正倉院宝物では一部撮影OKのエリアがあったそうです。
また、展示室出入口近辺に、奈良の正倉院を背景に螺鈿紫檀五絃琵琶を弾いているような写真が撮れる撮影スポットがあったという情報を見つけました!
東京展でも同様のことが考えられます。
展覧会の思い出に、天平の雰囲気漂う1枚を撮影してみてはいかがでしょうか。
また、館内では撮影できる作品かどうか、会場に行ってから確認してみてくださいね。
「よみがえる正倉院宝物」の口コミや感想は?
#よみがえる正倉院宝物 に行ってきた!すっごく綺麗だったー!撥鏤やら螺鈿やら組紐やら織物やらはもともと大好きだけど、今回玳瑁を裏から彩色してるやつを覚えてきた。細工が細かすぎてもう意味わからん。すごい。七宝の鏡の製作途中の試作のやつとかもテンション上がったなー^ ^ pic.twitter.com/fWtsX63wnS
— h a r u (@haru512) July 11, 2020
七宝の鏡というのは、鏡の背面を七宝で装飾したものなのですが、正倉院の宝物のうちで唯一の七宝作品なんだそうです。
平成11年に再現され、銀に色ガラスの粉末を乗せて焼いた花弁を18枚組み合わせているのだとか。
緑色がとてもきれいなので、ぜひ会場で見ていただきたいです。
美術好きも満足すると思いますが、工芸技術が好きな人も楽しめると思います!
詳細情報は?
サントリー美術館で開催される特別展「よみがえる正倉院宝物」の詳細は以下の通りになります。
期間 | 2022年1月26日(水)~3月27日(日) |
---|---|
営業時間 | 10時~18時 ※金・土および2月10日(木)、3月20日(日)、3月21日(月・祝)は20時まで開館 ※いずれも入館は閉館の30分前まで |
休業日 | 毎週火曜日(3月22日は開館) |
会場 | サントリー美術館 |
住所 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 |
アクセス方法 |
■公共の交通機関でお越しの方 ≪地下鉄をご利用の方≫ ◆ 都営大江戸線 「六本木駅」8番出口より直結 ◆ 東京メトロ日比谷線 「六本木駅」より地下通路にて直結 ※ 地下通路途中に階段があります。車椅子・ベビーカーご利用のお客様は都営大江戸線でのお越しを推奨いたします。 ◆ 東京メトロ千代田線 「乃木坂駅」3番出口より徒歩約3分 ◆ 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩約10分 ≪バスをご利用の方≫ ■車・バイクでお越しの方 ICからのアクセス ≪駐車場のご案内≫ |
まとめ
今回の記事ではサントリー美術館で開催される特別展「よみがえる正倉院宝物」について記事をまとめてみました。
記事の内容をまとめると以下です。
・平日は午前中か夕方に行くのがおすすめ!
・10時〜11時は「GALLERIA (ガレリア)」の1F入口からご入館ください。・
・土日祝は16時以降に行くのがおすすめ!
・あらかじめチケットを購入するのがおすすめ!
・会期末や最終日は避けるのがおすすめ!
・滞在時間は3時間~4時間!
・金曜日、土曜日および2月10日(木)、3月20日(日)、3月21日(月・祝)は20時まで開館
・12月28日(火)~1月1日(土・祝)は休館となります。
以上、それではお気をつけて!