明治神宮は東京都渋谷区にある神社です。第122代天皇の明治天皇と昭憲皇太后を御祭神としています。初詣では例年日本一の参拝者数、約300万人の方が訪れる神社です。
大きな木々に囲まれた境内はとても神聖な雰囲気で日本の神社の風格に満ちています。
約100年前より植林が始まり、現在は豊かな自然林のような趣さえある「明治神宮の杜」。そんな奇跡の森を訪ねれば、東京都心にいることを忘れさせてくれるような世界が広がっており、運が良ければヤマガラ、ソウシチョウなどの鳥や、うさぎ、たぬきに出会うこともあります。
都心で貴重な湧き水「清正井(きよまさのいど)」はパワースポットとしても有名ですね。この「清正井」を携帯やスマホの待ち受け画像にするとご利益があるとのことで、通年写真を撮る方で行列ができているようです。
そんな明治神宮に、2022年の年初めに初詣に行こうと考えている方も多いのではないでしょうか。
初詣に行くのは良いのですが、神社内が大混雑したり密になったりする時間帯はなるべく避けて、気持ちよく新しい年をお迎えしたいものですね。
そんな東京の明治神宮の初詣でおすすめしたいのは以下の通りになります。
・4日以降の午前中の早い時間帯がおすすめ!
・16日以降がおすすめ!
・西山道口からの参拝がおすすめ!
・お守りの購入場所は4ヶ所!
・おみくじに吉兆は書いてありません!
・社務所の営業時間は9時〜16時20分頃まで!
・屋台の出店が多数あり!
・車で行くならあきっぱ!

明治神宮2022初詣の混雑状況は?
東京の明治神宮の初詣に行くのに、境内がどれくらい混雑するのか、コロナ禍で密にならないのか心配な方も多いのではないでしょうか。
明治神宮は、初詣で日本一の参拝者数、300万人が訪れると言われています。
そこで、過去の明治神宮の初詣のときの混雑状況をネットやSNSで調べてみました。
過去の混雑状況
日付 | 午前の混雑傾向 | 午後の混雑傾向 |
---|---|---|
12月31日 | ・大きな混雑情報はない | ・日付変更が近づくにつれて混雑する |
1月1日 | ・0時から3時をピークに大混雑する ・3時から8時頃までは比較的空いている ・9時頃から昼に近づくにつれて大混雑する |
・昼から閉門まで大混雑する |
1月2日 | ・開門から9時頃までは比較的空いている ・昼が近づくにつれて大混雑する |
・昼から閉門まで大混雑する |
1月3日 | ・開門から9時頃までは比較的空いている ・昼が近づくにつれて大混雑する |
・昼から閉門まで大混雑する |
1月4日以降 | ・開門から9時頃までは比較的空いている ・昼が近づくにつれて混雑する |
・昼から閉門まで混雑する |

特に混雑するのは1月1日0時〜だそうです。この日は19時頃までの閉門まで終日混雑するものと思ったほうがいいです。
午前3時~8時頃には若干の落ち着きがあるものの、入場規制が解かれるほどではありませんので、ある程度の覚悟が必要です。
入場から参拝を終えて屋台を散策、一通り境内を散策して明治神宮の外へ出るまで、約3~4時間を見積もったほうが良さそうです。
1月2日・3日のピークは10時頃から閉門までです。2日・3日の6時40分の開門から早朝は若干混雑を避けられそうです。
4日以降も人気は衰えず、正月三が日ほどではないものの、7日頃まで初詣客で賑わいます。また、10日には成人式もあるため、1月前半はしばらく人出が多いと思いと想定されます。
明治神宮は普段から参拝客が多いので、人が全くいなくてガラガラというのは難しいですが、16日以降はお正月の人出もかなり落ち着くとの情報がありました。三が日に特にこだわりがない方は16日以降がおすすめです。
ただし、今年も去年のように分散参拝が推奨された場合は、例年よりも人出が長い期間続く可能性もあります。
明治神宮は各入口から御本殿まで歩いて約10分かかります。参道が玉砂利になっていて、たくさん歩くので靴に注意です。
ヒールの高い靴だと歩きにくいかもしれません。雨の日は水が浸透しない靴で行かれることを切におすすめします。寒い日に靴の中が濡れると体の芯から冷え切ってしまいますからね。
なお、車椅子用に小石ではない通路もありますが、全体ではありません。参道には玉砂利が敷かれているのですが、両端がコンクリートで舗装されているため、車椅子で通行する場合はこちらの舗装路を進むと良いです。
また、王道ルートであるJR原宿駅からの参拝は一番道のりが遠く、混雑するので避けられる方は避けた方がいいかもしれません。JR沿線の北参道よりはるかに利用客の少ない小田急線参宮橋駅方面の西参道口からが穴場でおすすめです。
明治神宮2022初詣の混雑を避けるおすすめは?
初詣時の明治神宮の混雑を避けるおすすめは以下のとおりです。
・4日以降の午前中の早い時間帯がおすすめ!
・16日以降がおすすめ!
・西山道口からの参拝がおすすめ!
明治神宮2022の混雑状況のリアルタイムは?
今日、今から明治神宮に行きたいけれど、リアルタイムの境内などの混雑状況を知りたい方も多いと思うんですよね。
リアルタイムの混雑状況の検索方法として、以下の方法をおすすめします。
Twitterでリアルタイムの混雑状況を確認
Twitterの検索で「明治神宮」などの検索キーワードを入力して検索して下さい。
検索キーワード入力後に「最新」の項目をクリックすると、最近のツイートを確認することが出来ます。
Googleマップでリアルタイムの混雑状況や交通状況を確認
Googleマップで「明治神宮」を検索して頂くと、左側に神社の情報が表示されます。
神社の情報を下にスクロールしていくと、神社によっては「混雑する時間帯」で混雑状況を確認することが出来ます。
神社にもよりますが、「ライブ」で現在の混雑状況が見られるのと、曜日を選択すると過去の曜日ごとの混雑の傾向が時間帯ごとに確認することが出来ます。
また、周辺の道路の渋滞情報を確認することが出来るので、渋滞を避けるのにも役に立つと思います。
スマートフォンの方はGoogle Mapsのアプリで確認して下さい。
明治神宮2022初詣の参拝時間は?
明治神宮の2022年の初詣の参拝可能時間については未定です。現状のコロナ禍において、2020-2021年度の様子を鑑みれば人数制限などの規模を小さくしての開催も予想されます。
明治神宮の参拝時間は1月は基本的に6時40分〜16時20分です(日の入りと日の出と共に開門・閉門するので、月によって時間が異なります)。昨年時の初詣の時間帯から鑑み、2022年は以下の時間帯になると予想されます。
【2022年参拝時間】(予定)
1月1日・・・~19時頃
1月2日・・・6時40分~18時頃
1月3日・・・6時40分~17時30分頃
1月4日以降・・・6時40分〜16時20分
【お守り等授与】(予定)
明治神宮のお守りの授与所は4ヶ所あります。購入可能な時間帯は4ヶ所の授与所によって異なるようですが、初詣時は基本的にどの授与所も6時30~閉門時間まで開いているようです。
1月4日以降は、通常通り、8時~9時以降は東神門手前の「長殿」か「神楽殿」「南神門前」の授与所が営業しているようです。
こちらの3か所の授与所が開く前の時間は、南神門前授与所の向かい側にある「宿衛舎」で、お守りを授与していただけます。
1月4日以降のお守り等授与時間
神楽殿内授与所:8時頃~閉門時間
南神門前授与所:9時頃~閉門時間
南神門前宿衛舎:開門時間~8時頃
ちなみに明治神宮のお守りは吉凶は書かれていません。吉凶のかわりに、明治天皇と昭憲皇太后の作られた和歌が書かれています。
直接的な吉凶ではありませんが、これからのなにかヒントのようなものがあるかもしれませんね。
【御祈願祭】(予定)
1月2日~7日・・・9時~16時30分
1月8日以降・・・9時30分~16時
【御苑・清正井(清正の井戸)の開苑時間】
パワースポットとして有名な清正井を、初詣ついでに見たい!と思う方もいらっしゃるかもしれません。清正井は御苑の中にあり、開苑時間が異なります。
正月期間中の開苑時間は次の通りです(予定)。
1月2日~3日・・・8時30~16時
1月4日以降・・・9時~16時
なお、御苑の入口は、通常は北門ですが、三が日の間は、南参道沿いの「東門」へと変更になりますのでご注意ください。こちらも、午前中の早い時間に行くと混雑を少し避けられそうとのことでした。入場料が500円かかります。
これらの時間帯は変更となる可能性がありますので、行かれる方は明治神宮公式HPで確認してからお出かけされることをおすすめします。
明治神宮の境内は広大です。JR原宿駅から近い南門から南参道を通って本殿まで、徒歩での所要時間は、混雑が全くない場合で約10〜15分です。西参道、北参道を通る場合も、8分前後はかかります。
なので、各門と本殿との往復だけでも、20分~30分程度かかります。ということで、参拝だけして帰るなら30分から40分、森林浴を楽しみながら参道をゆっくり歩き、拝殿前で拝礼し、お守りや御朱印を授かる時間を考慮すると、1時間程度は確保しておきたいところです。
この他、清正井のある御苑や、2019年秋にオープンした明治神宮ミュージアムを見学したり、カフェ、レストラン、売店に立ち寄ったり、境内を1周歩いて見たりするる場合は、その分の時間も考えておいた方がよいかと思います。
ちなみに、南門または東門から出て原宿口方面に行ったフォレストテラスで温かい飲食とお土産、お手洗いが利用できます。お手洗いは他にも、敷地内の至る所にあり、全てに多目的トイレも設置されていますので、安心して参拝できますね。
なお、各入口にある詰め所では車椅子の貸し出しが無料で行われています。外拝殿までは距離があるのでその日の体調に合わせて利用するか考えても良いかと思います。東神門付近には車祓所があり、代々木口から車で進入することができるようになっています。
車椅子を利用する場合は、車祓所で乗降を行うことで外拝殿まで楽に移動することもできます。ただし三が日は車両通行止めとなるので、車椅子の方は4日以降の参拝をおすすめします。
車のお祓いに関しては、1月11日頃以降を予定しているようです。
明治神宮2022初詣の屋台は?
明治神宮の初詣でひとつ気になることがあるのです。
それは屋台の出店はあるのかということです。
調べてみたところ、明治神宮の外苑、主に3つの参道口周辺と、明治神宮の文化会館前の広場に多数の屋台が出店するようです。文化会館前のふれあい広場には広いイートインスペースも設けられているので、安心して屋台を楽しむことができるようですよ。
・揚げパン
・揚げナン
・福助だんご
・焼きそば
・じゃがバター
・唐揚げ
・たこやき
・もつ煮
・ラーメン
・うどん
・鮎の塩焼き
・鶏皮餃子
・豚まん
・牛串焼き
・お雑煮
・チョコバナナ
・甘酒
ここで紹介した以外にも多数の屋台の出店の可能性があります。
昭ちゃんコロッケと揚げパン、揚げナン、福助だんごは明治神宮の屋台ならではのようですね。昭ちゃんコロッケは揚げたてでサクサク&ホクホクだそうです。体が暖まりそうですね。
屋台の営業時間は、31日の深夜より営業開始し、1日は閉門時間までずっと営業しています。
2日以降は午前10時頃より閉門時間までの営業です。
明治神宮は参拝客が多いので、正月三が日を過ぎても屋台が出店し、10日の成人式まで楽しむことができるようですよ。
先にも書きましたが、明治神宮の敷地内にある明治神宮ミュージアムの裏には、フォレストテラスというレストランとカフェ、お土産ショップやお手洗いの入っている建物があります。お正月時期はレストランではお正月料理を楽しむことができますし、気軽にカフェで一息つくこともできますのでおすすめです。ただしレストランでのお正月料理は1月5日~1月11日頃までで、こちらも2022年に関してはまだ決まっていないようでしたので、行かれる方はホームページで確認されることをおすすめします。カフェの営業時間は9時~閉門時間となっています。
明治神宮の詳細は?
名称 | 明治神宮 |
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住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1-1 |
電話番号 | 03-3379-5511 |
営業時間 | 9時〜16時20分頃 |
アクセス方法 | ・小田急小田原線「参宮橋駅」出口から徒歩9分 ・JR山手線・中央・総武線・都営地下鉄大江戸線「代々木駅」A1出口から徒歩10分 ・東京メトロ副都心線「北参道駅」3番出口から徒歩10分 ・JR山手線「原宿駅」表参道口から徒歩12分 ・東京メトロ千代田線・ 副都心線「明治神宮前駅」2番出口から徒歩12分 |
駐車場は?
明治神宮の駐車場は12月31日~1月3日の間は利用できません。代々木口に駐車場スペースがありますが、すぐに満車になってしまうため、明治神宮からはなるべく公共交通機関で参拝するよう呼びかけています。
満車の場合は、近隣の有料駐車場を利用することになるので駐車場が事前予約・決済が出来るあきっぱ!を利用するのもおすすめです。
あきっぱなら全国に約38000箇所駐車場があるので目的地に近い駐車場が見つけられ、15分から予約可能なので利用する時間も調整可能です。(駐車場で貸し出し時間は異なります。)
駐車場が不安な方にはあきっぱがおすすめです。
まとめ
今回の記事では東京の明治神宮の初詣についてまとめてみました。
記事の内容をまとめると以下のとおりです。
・2・3日の6時40分開門から10時前までがおすすめ!
・4日以降の午前中の早い時間帯がおすすめ!
・16日以降がおすすめ!
・西山道口からの参拝がおすすめ!
・お守りの購入場所は4ヶ所!
・おみくじに吉兆は書いてありません!
・社務所の営業時間は9時〜16時20分頃まで!
・屋台の出店が多数あり!
・車で行くならあきっぱ!がおすすめ!
以上、お気をつけて!